「誰かの大切だった場所」を、新しく住む方々にとっても「温かみを感じる場所」へ。
現役のアクセサリー職人であるオーナーの愛情が詰まったシェアハウス「CUBE2」如何だったでしょうか。
空間のクオリティーや、設備の充実さも申し分ないですが、訪問しながら印象に残ったのは、やはり施設内にあるインテリアや家具など細部にまで、こだわりと愛情を注がれている空間が存在しているということ。
大切にしてきた場所が、また別の誰かにとって大切な場所になる。携わった人達の想いが、空間にギュッと込められている場所って、素敵ですよね。
大規模物件ではなく、全12世帯と比較的、コンパクトな物件だからこそ、温かい家族のような絆は生まれやすいはず。
実際に、ご自身が大切なご家族と過ごしてきた大切なお家だからこそ、ただシェアハウスを運営するのではなく、都会で新しく生活を始める人に、出来ればこの場所で生活を始める人達が、近い距離で、第2の家族と思えるような、そんな場所になれば嬉しい。
「人間は一人では生きていけないからね」
「ご先祖様に良い報告ができるかなと思って」
訪問時、オーナーが目を細めながら、そう仰った優しい言葉に、僕も仕事に対する考えに暖かみの大切さを感じた訪問となりました。
都会という資本主義競争の中に身を置きながら、孤独に頑張る時間が長くなると、ついつい視線が自己の営利ばかりに向いてしまいがちですが、大切な人達と過ごした大切な時間、空間を壊し建て替えるのではなく、活かし紡いでいく、という答え。「Cube2」に訪問された方や新しく住まわれる方々が、そんな思いに触れながら、楽しく温かみのある時間を過ごして貰えたら嬉しいです。
この場所で暮らす方々の日々が、一つ一つ丁寧に作られたアクセサリーのように、輝く日々であります様に。