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住むと働くが重なる場所で見つけた、ちょうどいい距離感|THE CAMPUS FLATS TOGOSHI 入居者インタビュー

住むと働くが重なる場所で見つけた、ちょうどいい距離感

Category: シェアハウス生活, インタビュー, コリビング, コミュニティのある暮らし, 働き方

暮らしと仕事の境界線。その曖昧さを、心地よさに変えられる場所があります。

人生100年時代と言われる今、副業や社会貢献活動、学び直しなど、自己実現のために時間を使う人が増えています。「働く」と「暮らす」の関係性も、かつてないほど多様化している時代。

東急大井町線・戸越公園駅から徒歩5分。昭和の面影を残す商店街を抜けた先にあるのが「THE CAMPUS FLATS TOGOSHI」。コクヨ株式会社が手がけるこの施設では、「プロトタイプする暮らし」がコンセプト。飲食店営業許可付きの「スナック」やフィットネススタジオなど、計8つのプロ仕様スタジオを備え、入居者や地域住民の挑戦をサポートしています。

今回は、施設内に併設された、日本初の生マフィン専門店「muf」の店長として働きながら、同時に入居者としても暮らす豊野慶二さんと、スタッフの内藤沙綾さんに、この場所での日々についてお話を伺ってきました。

🏠 通勤ゼロの暮らしを選んだ理由

豊野慶二さん

PROFILE

豊野慶二さん(入居者 兼 カフェmuf店長)

熱海出身。外食産業やバックオフィス業務、イベント業界を経て、カフェmufの創業メンバーとして参画。
2025年11月のカフェmufのグランドオープンに合わせて入居。現在、THE CAMPUS FLATS TOGOSHIで暮らしながら、併設のカフェ「muf」の店長として働いている。

---本日はよろしくお願いします。まず、この場所に住むことになったきっかけを教えていただけますか?

豊野さん

カフェmufを立ち上げることが決まった流れの中で、自然と入居を決めました。カフェ運営会社のオーナーとは、実は学生時代のアルバイト先で知り合った長い付き合いで。一度は別々の道を歩んでいたんですが、イベント運営の協力をきっかけに、また一緒に仕事をするようになって。「この場所でカフェをやるなら、暮らしも近くで」というのは、ごく自然な流れでした。

---「住む」と「働く」が同じ場所になることを、最初、どのように思われましたか?

豊野さん

正直、「通勤がなくて楽そうだな」という気持ちが先にありました。でも同時に「仕事と暮らしの境目がなくなりそうだな」「どうなるんだろうな」という漠然とした感覚があって。実際に住み始めてみると、半分以上はその通りだな、当たっているなと思いましたね。

✨ 想像と違った、シェアリビングの空気感

---住んでみて、最初に感じた「想像と違った点」はどんなことでしたか?

豊野さん

シェアリビングって、常に人で賑わっているイメージがあったんです。でも実際は、使う人がある程度決まっていて、それぞれが自分に合った距離感やペースで過ごしている。話したいときは自然に会話が生まれるし、途中で抜けても気を遣わなくていい。同じ空間にいても、話さなくても全然問題ない空気感があるんです。

---それは心地いい距離感ですね。

豊野さん

そうなんです。「それぞれの距離感を許容してくれる」というか、「無理に関わらなくていい安心感」がある。同じ空間で、読書する人、仕事をする人、会話する人が混在していても、全然違和感がないんですよね。一緒にいても、無理に同じことをしなくていい。その切り替えをお互いに、変に気にしなくていい雰囲気が、この場所にはあります。

🚪 「住人」と「店長」の間にある、曖昧な境界線

---入居者でありながらカフェの店長でもある。その二つの顔を使い分けるのは難しくないですか?

豊野さん

実は、住人と店長を明確に分けて考えたことがあまりないんです。入居して約4ヶ月になりますが、最初のうちは仕事寄りの感覚が強くて。入居者同士ですれ違った時も、つい「お疲れさま」って言ってしまうこともあって(笑)。「こんにちは」じゃなくて「お疲れさま」が出ちゃうんですよね。

---それは面白いですね。今は変わりましたか?

豊野さん

時間とともに、自然と切り替えができるようになってきました。無理に線を引こうとするより、その曖昧さを受け入れた方が、結果的に過ごしやすいんだと実感しています。

☕ カフェmufという「日常の延長線」

施設の1階に併設されたカフェ「muf」は、入居者だけでなく、商店街を訪れる地域の人々にも開かれた場所だ。ここからは、スタッフの内藤沙綾さんにもお話を伺った。
内藤沙綾さん

PROFILE

内藤沙綾さん(店舗スタッフ)

カフェを始めとする飲食店勤務を長く経験し、2025年12月からmufで勤務開始。カフェと犬とお花が好き。

---mufには、どんなお客さんが多いですか?

内藤さん

お子さん連れからご年配の方まで、本当に幅広いですね。ワンちゃん連れのお客さんも多くて、テラス席をご利用いただいています。女性やお母さん世代が中心ですが、男性一人で作業されている方や、住人さんがふらっと来てくださることも。リピーターの方がとても多いのが特徴だと思います。

---「ここならでは」と感じる瞬間はありますか?

内藤さん

住人さん同士が「おはよう」と声をかけ合っているのを見ると、普通のカフェとは違うな、と感じます。商店街の常連さんもいらっしゃいますし、明るくてアットホームな雰囲気が自然とできている。子ども連れでも気兼ねなく入れる空気があるのは、この場所ならではかもしれません。

---働く現場から見た豊野さんは、どんな方ですか?

内藤さん

新人の私でも、自然と馴染める空気をつくってくださる方です。距離感が近すぎず、でも安心感がある。場の雰囲気づくりが本当に上手だなと思います。

🌱 飽きない関係性を、ゆっくりと

---最後に、これからの暮らし方について、どんなことを考えていますか?

豊野さん

まずはお店を安定させて、軌道に乗せていくことが第一ですね。住人さんとの距離も、無理に近づけるのではなく、自然な形で。「飽きない関係性」「長く続く心地よさ」を大切にしたいと思っています。

---「住む」と「働く」が近いことについて、今はどう感じていますか?

豊野さん

今は仕事と暮らしがかなり近い状態ですが、今後はスタッフを育てていく立場として、休みの日や夜など、意識的に区切ることも必要になってくるだろうなと感じています。でもそれは、この場所が嫌だからじゃなくて、長く続けていくために必要なことだと思うんです。

「住む」と「働く」の境界線。多くの人にとって、それは明確に分かれているものだと思うのです。でも、その境界が曖昧になったとき、必ずしも息苦しくなるわけではないのかもしれません。

THE CAMPUS FLATS TOGOSHIという場所には、「それぞれの距離感を許容してくれる」空気がある。話したいときは話す。そうでないときは、静かに過ごす。その切り替えを、誰も変に気にしない。

「プロトタイプする暮らし」というコンセプトは、なにも新しいことを始めることばかりではないように感じます。「日々の中で、自分らしい距離感を試行錯誤しながら見つけていく。」そんな暮らし方のひとつのカタチが、ここにはあるように思えました。

商店街の喧騒を抜けた先で、今日も扉を開けてくれて、迎えてくれるカフェmuf。入居者にとっても、地域の人々にとっても、それは「日常の延長線」にある場所。特別なことなんて何もない。でも、その「何もない」が、きっと心地いいのだと思うのです。

暮らしと仕事の新しい関係性を模索している人、自分のペースで人と関われる場所を探している人。THE CAMPUS FLATS TOGOSHIは、そんな方にこそ訪れてほしい場所。

まずは、カフェmufでコーヒーを一杯。その一歩から、始めてみてはいかがでしょうか。

/Author & Interview: Tokyo Share House
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