身体に入る思考と感情を、心のコップに注いでいくように。
安らぐ言葉と暮らす家をテーマにしたkotonoha 新小岩。「コトバがコンセプト」と言われてもよく分からないという方も、施設のあり方をなぞると、新しい視点が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
このシェアハウスを作る為、間取り図も1から設計された新築シェアハウスだけあって、居住施設としての広さや快適さは十分に兼ね備えている印象ですが、それ以上に、こんなにも思いに溢れた空間と出会える自体、貴重なコトなんだと思います。
毎日当たり前のように繰り返す動作と一緒に、ふと、空間にある"コトバ"を意識してみる。
何気なく手にする備え付けのグラスの文字や種類の意味を考えたり、階段をのぼりながら「なぜ、このコトバの上にこのコトバなんだろう?」と自問自答したり。「好き・嫌い」「合う・合わない」など価値観は人それぞれだと思いますが「思いが溢れる」場所に身を置くことは、心の中できっと何かが広がる体験となるはず。
そんな「kotonoha 新小岩」を手掛ける絆家さんはコミュニティを本当に大切にされる運営者さんです。映画部や筋トレ部など、5人以上人が集まった場合は公式部活として認められ、部費が支給される部活制度(月に一回活動するのが決まり)があったり、入居者が他の入居者に向けてヨガ教室や講義などを行うスクール制度もあるそう。
自分一人で何かやろうとしても難しいことは多いですし、最初の一歩を踏み出したい人にとって応援してくれる運営者さんがいることは間違いなく有り難い存在。
最初は学びや発見があったりと視野を広げるつもりが、時間の経過とともに、シェアメイトの視野を広げる立場になったりと、同じ"コトバ"を発していても、自分の立ち位置や視座が変わることだってあるかもしれません。
暮らしを通し色んな出来事を楽しみながら体験することで、日常に深みや新しい発見もあったりと、身勝手ながら、とても素敵な日常をイメージしてしまうシェアハウスでした。願わくば住居人の方々のオリジナルで大切な"コトバ"も溢れる場所でありますように。